アプリを追加可能に
10月に日本発売されたHUAWEI Watch GT 2 Pro。全モデル「GT 2」や「GT 2e」からの進化点はデザイン・材質やワイヤレス充電対応、少しの性能向上だけ…ではないのです。
筆者も実際に使うまで分からなかったのですが、実はGT 2 Proからサードパーティー製アプリを自由に追加できるようになっています。これはかなり大きい。
HUAWEI Watch GTシリーズにはHuawei独自のLite OSが搭載されています。AppleWatchやWearOS、Galaxy Watchと違って充電持ち重視のスマートウォッチのOSはアプリを追加できないのが普通でした。
それが今回GT 2 Proでアプリ追加に対応したことで、充電持ちと多機能を兼ね備えたスマートウォッチになれる可能性があります。(電池持ちへの影響も特に感じません。)
AppGalleryが必要
HUAWEI Mobile Services(HMS)搭載のHuawei端末であればプリインストールされているHuawei Health(ヘルスケア)を利用すればいいのですが、GMS搭載の一般的なAndroid端末を利用する場合Google Play Store版のHuawei Healthでは対応していません。
その場合はHMSを導入する必要があります。
①AppGallery
Huawei公式サイトからAppGalleryをAPKファイルでインストールします。
②HMS Core
AppGalleryを起動するとHMS Core(Huaweiモバイルサービスと表記)のダウンロードを求められるので、許可します。
③Huawei Health
AppGalleryからHuawei Healthをインストールします。既にGoogle Play Store版をインストール済みの場合、AppGalleryで更新します。アプリの利用にはHuawei IDでのログインが必要です。
これで完了です。
アプリストア
HUAWEI Watch GT 2 Proを接続した状態でHuawei Health→デバイス→アプリ と進むと、Huawei Healthに組み込まれたウォッチ用AppGalleryが起動します。初回は利用規約の同意が求められます。
2020/12/28時点でのアプリのラインナップです。

数にして12個。少ないと感じますが、初期は3個ほどしかありませんでした。(消えたものもあります。)12個のうちゲームアプリは4個、ワークアウト系が3個、便利系アプリが5個となっています。
スマホ用アプリ同様、タップすればアプリの詳細が確認でき、インストールボタンを押せばウォッチ本体に転送されます。
アプリをインストールすると、ウォッチの機能一覧(右上のボタンを押して表示)の下の方にアプリが追加されています。

便利系アプリのいくつかを実際に使用してみた様子は別記事にまとめていくので、ぜひご覧ください。



最後に
今はまだアプリ数は少ないですが、充電長持ちのスマートウォッチで外部アプリが追加できるようになったのは大きい進化です。特に電卓やタスク管理は需要がありそう。
今後はHarmonyOSが搭載されていくと思いますが、そうなってもアプリは追加できるのでしょうか。期待です。
現時点ではProではないGT 2、GT 2eでは非対応のようなので、アプリを追加して使いたいという方はGT 2 Pro一択です。Amazonでかなり値下がりしています。
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