Google Mobile Services(GMS)をスマホに搭載できなくなってしまったHuawei。当ブログでは、代わりに搭載されているHUAWEI Mobile Sevices(HMS)で快適にHuaweiスマホを使う方法を紹介しています。
アプリ入手はApkを使えばいいですし、Googleマップも使えるので「HMSでも十分なのでは?」と思ってしまいますが、いざ使ってみると「アプリのプッシュ通知が来ない」ことに気付きます。無理矢理GMSを導入したとしても通知の問題は解決できないことが多いです。
しかし簡単に通知が来るようにすることができるので、その方法を紹介していきます。
P40 ProとMatePad Proで動作確認済みです。(どちらも国内版)
通知が来ないアプリと原因
HUAWEI AppGaleryで配信されているアプリはHuaweiのプッシュサービスに対応しているため、通知も正常に来ます。もちろんAppGallery版LINEも。
問題はそれ以外のアプリです。TwitterやニュースアプリをApkでインストールしたとしても、プッシュ通知は来ません。例えばTwitterはプッシュ通知の設定画面に入るとエラーになってしまいます。

これは、ほとんどのAndroidアプリがGoogleの通知APIを利用していてGMSが必要なためです。しかもHuaweiスマホにGMSを導入したとしてもこの通知APIは使えないことが多いです。
「Push Notification Test」というアプリで確認してみると、バツが2つついていますね。

通知が来るようにする手順
この方法はGMSを無理やり導入するのではないのでとても簡単で、しかもアカウントBANのリスクがありません。
GooglePlay開発者サービスの代替アプリ「microG」を使用します。本来はHuawei用ではなくGoogleの囲い込みを避けたい人向けに数年前からあるものなのですが、思わぬところで役に立ちます。
(YouTube vanced利用時にもvanced microGを導入しますが、それとは別のアプリです。)
①microGをインストール
事前に端末をリセットする必要はありません。

microGの公式サイトにアクセスし、アプリを2つインストールします。
- Services Core
- Services Framework Proxy
②設定

「microG Setting」というアプリがホーム画面に追加されているはずなので起動します。
Googleアカウントでログインできますが、しなくても全く問題ありません。GMSを無理に導入するのと違ってアカウントBANのリスクがないわけですね。

「Google Cloud Messaging」の項目をONにします。

Google Cloud MessagingがConnectedになったことを確認したら、Push Notification Testで確認します。

「Register for Push Notifications」の項目がバツからチェックマークに変わっていれば成功です。
もしできなければ端末を再起動したりGoogle Cloud MessagingのON・OFFを試してみてください。
これでプッシュ通知が来るように
Twitterのプッシュ通知設定画面に入れるようになり、その他のアプリでも正常に通知が来るはずです。

全てのアプリで通知が正常に動作する保証はありません。
5分もかからないで導入できたのではないでしょうか。これで通知も来るので、少なくとも私はメイン機として使えています。
もちろんGMS搭載スマホに比べ不便なのは確かですが、Huaweiの素晴らしいカメラを日常的に使えるのは最高です。GMS無しで悩んでいる方にお役立ちできれば幸いです。
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