Huaweiが発表した独自マップアプリ「Petal Maps」のアプリ画面や特徴、精度などをまとめています。日本でも提供される予定ですので要チェックです!
Petal Maps発表
Huawei(ファーウェイ)は10月22日、オンラインで発表会を開催し、Mate40シリーズなどを発表しました。
その中で、Huawei独自の地図アプリ「Petal Maps」が発表されました。「Petal(花びら)」はPetal検索でおなじみですが、Huaweiのロゴから持ってきているのでしょうか。

HuaweiはスマホやタブレットにGMS(Google Mobile Services)を搭載できなくなり、AndroidではプリインストールされているGoogleマップが搭載されていません。その代替となるアプリがPetal Mapsなのです。
しかし、実はGMSが無くともAPKでインストールすればGoogleマップが使えるので、独自マップは果たして必要なのか?と疑問はあります。
アプリ画面
マップ画面


こちらがマップ画面です。デザインはGoogleマップに近いと感じます。3D表示や横画面表示にも対応しているようです。航空写真についてはスクショが無いため非対応なのかも知れません。
お店の情報

施設・お店の情報も確認できる模様。少なくとも住所、営業時間、写真、電話、webサイトなどの情報が表示されていて、予約機能やお気に入りリスト機能もあるようです。
経路案内

自動車での経路と電車の乗換案内に対応。ルートの選択肢は複数あっていいですね。信号の数が表示されるのも地味に便利そうです。
ナビ画面


そして自動車のナビ画面。時速や到着予想時刻、曲がる場所などが分かりやすく表示されています。これはAppleのマップに近い印象。
Petal Maps独自の機能として、一部のHuaweiスマホで使用可能な「エアジェスチャー」機能と連動しナビ表示を切り替えることが可能です。確かに運転中のエアジェスチャーは便利そう。
エアジェスチャーが使えるP40 Pro
マップの精度
いくら機能が豊富でも、肝心の地図の精度が悪ければ台無しですが、Petal Mapsはどうなのでしょうか。Huaweiは大手地図サービス「HERE」と提携しているようです。一般的には聞きなれない名前ですが、歴史ある有名サービスなので、もしPetal Mapsで「HERE」の地図情報を利用しているのであれば精度に関しては心配無用かも知れません。

一足早く試す方法
実はPetal Mapsを試す方法が存在します。
- HMSを搭載したHuaweiスマホのギャラリーでの写真の位置情報
- Huawei Healthアプリ
- Huawei Cloudの「デバイスを探す(端末検索)」
などではHuawei独自マップが採用されているようです。

細かい道やお店も表示されているのが分かります。十分すぎる情報量だと感じます。
Petal Mapsはこれに近いものになると思われるので、気になったらぜひ確認してみてください。
日本でも提供

そしてこのPetal Mapsは日本国内でも提供されます。サービス提供国一覧の中で唯一サービス開始時期が記載されていて、2021年第一四半期にリリースを予定しているようです。これは他国より遅れるということなのでしょうか。現在AppGalleryのページでは「ご利用の地域では、利用できません」と表示され、インストールはできません。
Petal MapsはGoogleマップ、Appleのマップに続きスマホの定番地図アプリとなれるのでしょうか。早く使ってみたいところです。
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